
東京藝術大学大学院修了制作展に青沼が出展した3つのオブジェクトによるインスタレーション。
おおかたの人々は、自分の体験や思想を伝える手段として、詩的表現を含んだ言葉を使う。例えば、「昼の月さえ見えそうなほど、澄んだ青空だ」という感想を伝えるとき、その青空のイメージ(景色)は、対話するふたりの中で同じものにはならないだろう。
私はその詩的表現をもって伝えたくなるような景色や記憶の一部、そして思考を、精度を持って相手に伝える手段として、体験を共有することを目指した。記憶の中にある景色の記憶を詩に起こし、その言葉を分解する。機能、かたち、あるいはマテリアルとして再構成し、オブジェクトを立ち上げた。詩はそのオブジェクトたちの構造(ストラクチャー)として用いられる。
私はその詩的表現をもって伝えたくなるような景色や記憶の一部、そして思考を、精度を持って相手に伝える手段として、体験を共有することを目指した。記憶の中にある景色の記憶を詩に起こし、その言葉を分解する。機能、かたち、あるいはマテリアルとして再構成し、オブジェクトを立ち上げた。詩はそのオブジェクトたちの構造(ストラクチャー)として用いられる。