POETICCURIOSITY
Solo Exhibition at DiEGO
展覧会
2020 8月

青沼優介

写真:浅葉未渚
映像:山崎裕典

COVID-19感染拡大による緊急事態宣言(2020年4月から5月)の中、青沼が始めた作品シリーズ「作品としての、非接触記憶媒体」は、日用品に綿毛を植えて作品化することでコロナ禍の記憶をかたちに残すプロジェクトである。それらをメインとした展覧会「ノンブルにとってのサテライト だったなにか」が2020年8月2日から8月30日まで、 DiEGO表参道 にて個展が開催された。本展覧会は2度の延期を余儀なくされ、本来行うはずだった展覧会からはかけ離れた内容となっている。そのため、その幻となった展覧会タイトルとビジュアルを生かしてアートディレクションを行った。そこには「行われなかった」という事実と時間が漂っている。

綿毛はウィルスのメタファー、あるいはものの持つ記憶を守る繭のような存在感で、美しく日用品を包み込む。さらにこの非日常のような日常や、そのモノたちとの記憶をかたちとして残すために配信などで募った「だれかの日用品」も作品化した。持ち主それぞれの託した「もの」に対する想い。それを作品にしてしまうことでより強く想起される、この渦中の非日常性。製作した約15作品は会期終了後に持ち主の元へ作品として帰っていった。
本作品シリーズ「作品としての、記憶媒体」の作品制作依頼を承ります。詳細は SHOP ページにてご確認ください。
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